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国立近代美術館 民藝の100年[日記] |
2022/01/06 |
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歳はとりたくないな なんていうセリフ、この私が言うとは思いもしませんでした。 でも、展示の途中からなんだか泣けて泣けてどうにも涙が止まらなかったのです。
いい展覧会でした。
通常の展観の倍ほどのボリュームがまず、ありがたい。 よく練られた構成で、時代のうねりと、そこに生きる柳ら『主人公』たちの熱量を肌で感じ取れ、次へ、次へと貪欲に進化してゆく彼ら一行の後ろに自分もついていっているような錯覚を覚えます。 かと思えば、一歩引いて別の角度からその熱狂を測り、冷静に立体的に組み上げ歴史の中に嵌め込む。 鍵となる品物が殆ど全て並んでいます。 国立の博物館が〈民藝〉を取り上げるとこうなるんだ、などキョロキョロしてる間に感極まったというんでしょうか、ボロボロ泣きはじめてしまいました。 マスクがあって良かったです。
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