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石の國[日記] |
2021/10/25 |
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先日またまた『石の國』大分に行ってまいりました。 立派な石造物が多いなか、 国東半島はだいぶ今まで回りましたので、今回は大分市内の摩崖仏をと、大分の同業・花元が案内してくれました。
最初は<高瀬石仏> 平安後期、石窟形式。 大日如来を中心に五体の仏様が彫られています。 画像はそのうちの三体。 真中に大日さん、向かって左は大威徳明王、右は如意輪観音。 石窟の高さ自体が1.8メートルとそう高くないので、石仏たちも親しみやすい大きさです。
次が<大分元町石仏> これも平安後期、覆堂に守られた高さ5メートルを超える美しい薬師如来様です。 石薬師とも呼ばれているそうで、この日も献花やお菓子の差し入れなどがたくさん。 地元の深い信仰が今でも続いています。
最後は<岩屋寺石仏> 幹線道路の交差点にそびえ立つ17体もの仏像群。 残念ながら風化による剥落が激しいですが、それをも含めて平安末から連綿と続く時間を感じさせてくれます。 繰り返す、というか反復するというか、一本道でない時間の流れを身体で感じることができました。
次はお楽しみ宴会編。
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