長谷雄堂トップ取扱分野商品一覧新蒐品店舗案内買取・取引概要
戻る
多様性[日記] 2020/12/08

この12月から新聞を代えた。
原発反対、自民に厳しい、リベラルな庶民的な『空気は読まない』
東京新聞から朝日新聞へ。
理由はいろいろあるが、なにせ読める記事が少なくなってしまった。
どれも薄っぺらく、記者の想いを共感できない。

朝日では泣かされる。
毎日一本は泣ける記事がある。
それがいい事なのかどうかは分からないが、朝ひとり、ぐっと唇噛み締め嗚咽を漏らすのは、
魂の(そんなものあればの話だが)柔らかさにはひと役かっている気がする。

そして今朝。
こんな見方があるなんて考えもしなかった。

大阪を舞台にした日本社会の映画を作ったマレーシア人監督の言葉。

「外国人がいないと成り立たない社会なのに、誰も帰属意識をもてない」。
それが日本社会なのだそうだ。

話に納得するよりもまず、世の中を見る角度に驚く。
視野の狭さに、いかに自分が馬齢を重ねてきたかが分かる。

こういう発見が多様性というなら大歓迎。