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鰻で呑む[日記] |
2020/09/07 |
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鰻はどうしても食事のイメージが強い。 ご飯との相性が、なかなか他のものととって代えられぬほど、いいから。 鰻の美味い地方に行くと、どうしても丼か重かおひつになる。
ところが東京だと串焼の鰻もある。 身の部分の蒲焼でなく、カブトとか、クリカラとか言って普通の鰻屋は使わぬアタマや堅いヒレを、 蒸したり細い紐状にしたり工夫して、串に刺して焼いて出す。 こちらは白米ではなくコップで焼酎。 若しくは焼き台に掛けた薬缶からの二級酒がよく似合う。
ここ高田馬場の〈愛川〉さんは王道の鰻屋なのに串も出してくれる、しかもそれが滅法旨いという酒呑みにはたまらん店。 酒も勿論いいのを置いてありますよ。
五種の串の後は白焼きと蒲焼き。 焼きも関西風、関東風と選べるので白焼きを関西風にして貰う。
蒲焼きを重にして〆る事もできるが、呑ん平はやはりツマミにしてしまう…
ちょいと足らぬときは近くの名店〈手打ち蕎麦 もり〉で一枚手繰ればその夜は完璧な筈。
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