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発掘された日本列島2020展[日記] |
2020/07/30 |
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会期ギリギリでしたが(8/3迄)滑り込めました、「発掘された日本列島2020」展。 年々楽しみになってゆくのは気のせいでしょうか? 面白くて変わったモノ、つまり目玉となる遺物が毎年発見されていること。 (去年の白神山地縄文遺跡群からの出土品などまだ瞼に焼き付いています) もしくは、わたくしの鑑賞力が上がったからでしょうか?(笑)
今年は熱心な考古ファンがアップするインスタグラムが面白さを倍増させてくれています。 独自の切口、独自の解説。 資料や図録からは掬い取れないナマの声。 店での営業トークに使わせてもらいたいものも多々ありますね。
そんな中での長谷雄堂のイチ推しは弥生時代の「柄付き鉄製やりがんな」石川県小松市の八日市地方遺跡出土。 結論から言えば工具にも装飾が入っているのに驚いた。ということです。 装飾を施すための道具にも飾りを入れる…。
木製の柄は復元物かと思いきやオリジナルなんだそう。 こんなのが出てきたらさぞ現場は沸いたことでしょうね。
紫水晶の勾玉は、わたくしは日本では出土していない、とかたくなに信じ、 店でも大勢のお客さんにそう断言してまでいましたので、今はとにかく自分の浅学を恥じています。 しかし、負け惜しみではありませんが、これが骨董の交換会に出てきても買わないでしょうな。
関西の土偶もよかったです。
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