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| コロナ禍 補足[日記] |
2020/04/21 |
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一晩たってから読み直すと大体イイことがない。
昨日書いた繰り言も読み直すと「こんなこと書きたかったんだっけ？」
といった具合になる。
・〜・〜・〜・
私は思考停止または思考を放棄している状態だと思う。
SNSに投稿できないというのはまさに「考えるのをやめているから」なのではないかと。
翻って、昨日やり玉に挙げた、＃おうち時間 などと云うハッシュタグに感じる強い欺瞞性は、この安易な言葉こそが、我々の今せねばならない深い思慮を妨げる要因だと感じられるからである。
外出しないで家の時間を楽しみましょうよ、という呼びかけでしょう？
と人はいうだろう。
しかしその発信は誰に向けている？
着飾ってパーティーに出かけ美食を頬張るエセセレブの自撮り画像をアップするのと何も変わらない。
「こんな生活してます（ハート）」
自分に向けてのものだ。
。 。 。
今が危機だ。というならば、深く考えるのをやめたものから死んでゆく。
十五少年漂流記はじめ、冒険ものの大体はそうだ。
現実もそうだろう。
だらだら、ヘラヘラ笑って過ごすキルタイムの投稿に危機はない。
本当に危機を感じている人はそんな投稿しないはずだ。
問題は、危機だとも思っていないくせにハッシュタグひとつで世の中に貢献していると勘違いできる、安モノの精神だ。
＃おうち時間 が免罪符になっている。
なまぬるい安直な言葉と自分の思考とを交換してはならない。
頭は止まってしまっているいまの私だが、それ以外の全身で、この深く考える事を放棄させるような数々のトリックに対し「手を出すな！」と強く拒否反応をおこしている。
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