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大阪行[日記] |
2019/02/02 |
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食い倒れのまち、大阪に行ってまいりました。
お弁当を食べ終わると、使った割り箸は折って捨てねばならない。 折らずに捨てると、ワニがその箸から使った人の口の大きさを知り、 自分の方が大きいとわかると、その人を食ってしまうから。
割箸の始末、ということで民俗学の授業で習った気がします。 そして、話はこう続いたはず。 「しかし、日本にはワニはいません。ここでいうワニとは鮫のことです。 因幡の白兎に出てくるワニも鮫のことです」と。
マチカネワニって知ってますか? 日本にかつて生息していたワニの名称です。
いつか来たいと思っていた大阪大学総合学術博物館に来ています。
入ったとたん、このマチカネワニがお出迎え。 なんと壁に張り付いています。 館内には本物の骨格標本もあり、吻長だけでも1メートル近く。 こんなのに噛まれたら間違いなく死ぬ、というレベルの化けものでした。 うさぎも間違いなく一呑み。
阪大のキャンパスにあった古墳からの出土品も並べられていてなかなか楽しい博物館。 しかし、今回の旅は強行軍なので次の目的地太陽の塔へ急ぎます。
大阪は自由な街なのではなかったのでしょうか? 太陽の塔の内部見学は事前申し込みが必要。 「え〜、なんで?」と軽くカチンと来たのですが、中に入っても分刻みどころか秒で動かされ、しかも集団で。 とにかく細かく指示が多い。 自由人の大阪府民はこれを許せるんかいな、などと思いながらの内部探検でしたが、 登り進んでゆくうちに岡本太郎さんの凄さがだんだんにじみ出てきます。 やはり、タローは並じゃない。
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