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多治見のドテ煮[日記] 2008/09/11

車を運転出来ない身の上になっておりますので、
同業の友人を言葉巧みに誘って仕入行脚に出掛ける事に。
三河→美濃→飛騨、という常のルート。

通り過ぎるばかりだった多治見の街にも初めて泊ってみました。
地元の若い道具屋も呼んで「どこか、美味いところ連れて行ってよ!」と。

連れて行かれたのがお洒落な焼鳥屋。最上級の名古屋コーチンを使っての一串千円近くする高級店!!

な〜んて筈はなく、外の道まで広がるもうもうの煙とホッピーの香りの入り混じる、おっさん度80%以上の店。
しかしこれがうまいっ!
ブロイラーだろうが妙にうまい。

一串なんと80円!
セセリやボンジリに交じり聞いたことのない部位もありました。
(もうすっかり忘れてしまいましたが…)
庶民の活力の元です。おっさんもおばちゃんもタトゥのばっちり入った若い兄ちゃんも、みんなガンガン飲んでいます。
そして<ドテ煮>。
数々食べては来ましたが、関東モンの私には常に分かったようで分からぬ味。
それがこの皿には頭で考えるよりも先に「んっまい」と一声。
まさに“はじめに言葉ありき”です。

いつもは敬遠しているタレにも果敢に挑戦してみました。
うまい=あまい 語源説は正しいかも知れません。
楽しい夜でした。
B級グルメ万歳!です。