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越後長岡の夜[日記] |
2017/11/17 |
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バイブルにしている雑誌である。
2009年の<Pen> いちばん美味い居酒屋はどこだ? 〜全国47都道府県をすべて網羅! と副題がついているもの。
新潟は長岡のこの店が県の代表である。 今朝まで怒っていて、この場でぶちまけてやろう、と息巻いていたのだがなんだかそれもバカらしくなった。 諦観。 このごろ妙にこの言葉が胸に染みる。
長岡の期待度がいかほど高かったかは、宿を奢ったことでもお分かりになるのでは。 ニューオータニですぞ。(でも七千円!) このごろやっといいホテルが分かっていたような気がする。
四日前に泊まった京都の賃貸マンションをリノベーションしたホテルなんざ、 倍以上の値段でなにやら小汚く、なんといっても「いた」のだから参ってしまう。
ひと仕事終え、夕刻の飲み会まで時間があるので荷物を置きにチェックイン。 一歩部屋に入ったとたん、もう全身ザワザワ。 繁忙期のこと部屋替えも無理だろうと諦めて、連日のアルコール疲れを少しでも取ろうとベッドに横になったが、視線と気配が半端ない。 耐えかねて何度もベッドの下を覗き込む。 空間はなく誰かが潜り込むなんてできないのに明らかに「いる」のだ。
夜帰ってくる頃はベロベロだからへっちゃらだ、と諦める。 ここでもまた諦観…。 頼りになりますこの言葉。
長岡は居酒屋があんまりだったのでホテルのバーで口直し。 岐阜グランドホテルのバーも気取ってなくてよかった。 ここも肩肘張らずリラックスできる。
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