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会津紀行 苦ュー[日記] |
2017/06/29 |
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会津紀行、おしまいは帰り道のおはなし。
昨夜も温泉だったのだけど、もっとすごいのに入りたい! の思いやまず南会津町の温泉まで足を伸ばすことに。 山口温泉とか会津みなみ温泉など途中のものはちょっと綺麗すぎなので、 木賊温泉か湯ノ花温泉か。 観光課のパンフを見ると湯ノ花温泉には美味い蕎麦があるらしい。 その名も「裁ちそば」。
道すがら、曲家の集落である前沢地区(国重要伝統的建造物群保存地域) で火伏せの男根や、先日の資料館にあったヤバネと呼ばれるこれも火除のマジナイものを見たのち、 いせや食堂で「裁ちそば」と対面。 ソバも自分のところで栽培し、挽いて打って、出来る分だけ出しておられるのだそう。 見目もうるわしいその蕎麦は、鮮烈な水の香り。 目の前ですりおろしてくれた本わさびを、途中ちょいと蕎麦に乗せて食すのもいいアクセント。 大盛りにしておいて良かった。
その食堂で200円の入浴券を買えばすぐ近くにある四つの共同温泉すべてに入れます。 しかしそのお湯の熱い事! ゆっくり浸かるどころではありません。
それでも<石湯>という川のほとりの大きな岩の陰にある温泉小屋にはちゃんと神棚が祀ってあり、何もない大地からいきなり湧き上がってくる熱湯に対する畏敬の念が感じられます。 熱いだなんだ文句を言わずマグマの恩恵に文字通り浴したのでありました。
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