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伏見稲荷大社[日記] |
2017/02/02 |
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奈良線で稲荷駅に着いた途端はや渋滞。 鳥居をくぐるともう想定外。すごい!のひとこと。 渋滞しているのは鳥居の中のピンポイントスポットで皆、写真を撮っているから。 にわかカメラマン(勿論わたくしもその一人)の脇をかいくぐり向かうは伏見の奥ノ院、ではないのですね。
今回の目的は山中にある社の一つ「伏見神寶神社」。 かむたからじんじゃと称し、十種の神宝を祀ってるとか。 京都観光ナビオフィシャルサイトによると創祀は平安期にさかのぼり、かつては稲荷山山上に祀られていたそう。 稲荷大社の末社でもなく、信仰の系統が違うのでしょうな。
ここで、どういうわけか平城宮から出土した<隼人の盾>をモチーフにしたお守りを出していて、 それともうひとつ、<火の用慎>札も個性的でしたので、できれば両方を頂ければと、満員の千本鳥居を後にして脇道を登ってきたのです。
この神寶神社、本殿・神明宮の裏手に井戸もあり、狛犬の代わりに龍、水神を祀ったりと非常に水と近いお社。 これより参道に戻らず、山中<竹之下道>をとおり、弘法の瀧、青木の瀧、山を下り、命婦の瀧、八島の瀧など<お滝場>を巡ると、 鳥居をくぐっているだけでは分からない稲荷山と水との高い親和性が見て取れます。 裏道で見つけたブリキの切り抜き看板「火の用心 イナリ分団」もなんとなく意味深。
余談ですが、この<隼人の盾>も九州がどうこう言うより、グルグル渦が竜の吐く火炎に近いからだとか(ブログ情報故根拠なし)。 お滝場はそれぞれ強烈で、向けたカメラのシャッターがどうにも押せませんでした。 なかなかの磁場です。山上のお稲荷さんは勿論、山麓のお滝場巡りもお奨めです。 (山上あの混みようがウソのよう、ここでは誰とも会いませんでした)
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