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書肆逆光での催事:小野寺公夫の仕事「漆工礼賛」[日記] |
2016/09/26 |
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今週の土曜日から八丁堀の書肆逆光さんで開かれる漆芸品の展示会。
『〜漆工に携わり間もなく六十年になろうという小野寺さんが手がけた器は、成長する喜びを内に秘めています。その中間地点に立ち合うことができるのは、物を商う人間にとってはなにより嬉しいことと言えましょう』(DMより抜粋)
かなり入っている気合を感じさせる文章です。 これは行かねばなりません。 作品が近代美術館に所蔵されていたり、柳宗理さんが気に入りたくさん買ったとか(逆光ブログより) そそられるエピソードも上手く散らばっています。
木と漆でつくられた、いい椀・いい箸は食事の質を劇的に変えてゆきます。 生半可な<食育>なんてものより、より具体的に「食べる」という行為の正体を顕にしてくれる、とわたくしは思っております。 その意味でまさに、まっとうな工人の作った器と暮らすことは自分の生活の本質を正直に見つめるための<気づきの機会>を多々与えられている事、なのではないかと考えます。
10月1日〜12日まで 12:00〜19:00 書肆逆光にて。
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