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加賀紀行 壱 [日記] |
2016/08/25 |
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車で金沢まで行きました。 快適な新幹線で行く仲間も多かったのですが、 「カッコよく」、「人気の」というだけで乗りたくなかったものですから。なにか?
そんなことを言ってもやはり車は時間がかかるもので、朝10時出発も向こうには4時頃の着。 景観地区を流し、ぶらぶら骨董屋と古書肆を眺めればもう夕餉のお時間。
今回は兼六園のおとなり、金澤城址にもほど近いけっこうな邸宅をリノベーションした料亭でした。十人ほどで伺います。 地元の方のご紹介ということもあり、いつもの我々にすると大分豪華な晩餐となりました。
酒は地の酒(富山ですが)羽根屋。 椀物の鱧が肉厚でそれでいて繊細で。京都でいただくものとは全く別物。これは新鮮な発見でした。 焼き物やら何やら続くのですが、次に響いたのがこの牛肉!ではなくそれに添えられた岩塩。 名前を聞いたのですが忘れてしまいました…。 とにかく味も形も尖っていて、今思えば肉に合っていたかは怪しいものですが日本酒には驚くばかりの高相性。 この塩、大粒で硬度があるので舌上でスッとは溶けてくれません。そこにくっと酒をふくめば口中お米の甘さと塩の辛さの幸せなマリアージュ。 三合は呑めます。
その後もいろいろ続きましたが、最後にご飯。こんな感じでした。 茶室もある立派な庭。食後のお抹茶はさすが。
さて、食事のあとはお決まりの一人放浪記。 片町、木倉町あたりをはしごして、〆でまた炭水化物(まぜそば、かな?)を摂ってしまったようです。 ただ、かすかな記憶なのですがホンのひと口ふた口で退散したような…。 店の名前も覚えていないのですが。
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