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豆富料理[日記] |
2013/11/01 |
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根岸にある豆富料理の老舗に行ってきました。 すぐ裏は正岡子規の旧宅なのですが、風光明媚で知られた根岸の地、今はラブホテル街となっております。
一度は入りたい、と二十年も昔から思っておりながらここまで来てしまったのはひとえにその立地。 ラブホ街に加え首都高高架のすぐ下。情緒も何もありません。 しかし、しかしです。 文句たらたら行ってきました。
仕舞の時間が早いので、ギリギリになりますが大丈夫ですか?と伺いを入れた。 にもかかわらず、席に着くと同時に仲居のオバちゃんが、さも迷惑そうに 「お茶と〇×コース(もっとも簡単なやつ)で良いですねッ」 ときたから、ブチぎれてしまった。 男二人、七時過ぎにメシを食いに入り、だれが茶など飲むんかい!
カッカしながら酒をゆっくり呑み、聞えよがしに料理の感想を言い。 まったく大人げない…反省してます。
画像は膾・白和えです。皿上のものを全部混ぜ食します。これは美味しい。 胡麻豆腐は普通かな。 許せないのは湯豆腐をポン酢で食えと云ってきたこと。 鍋物の豆腐はポン酢で食べることはありますが、湯豆腐は無いでしょう。 場末の居酒屋じゃないんだから。 場末の居酒屋は許せますね。 あのステンレスの小鍋に白菜の切れっぱしと共に入ったやつ。 たまには湯豆腐と云いながら鱈のカケラも入っていたりして。 冷凍の鱈の身。ぐずぐずで味も何にもしないやつ。 あれは逆にポン酢でないと食べられないかもしれない。 あれはいいんです、あれは。 でも豆腐専門店じゃどうなんですか? 豆腐の味が分からないでしょうに。 代わりの生醤油をもってこさせ、 絶対こっちの方がうまいぞ、なぞと大はしゃぎ。 …反省してます。
あんまり文句ばっかり言ってた所為か、帰り際「相済みません」と <お銚子交換札>を手渡して呉れた。
四十もとうに過ぎたというのに…反省しています。
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