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根岸 鍵屋[日記] |
2013/04/16 |
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居酒屋好き、と自称しておりますが、 行っていない有名処も多くあるのですね。 ほかの人がいい、いい、というとイヤになってしまうのです。
大塚の「江戸一」に二十年通っているのに較べ、 湯島の「シンスケ」はつい二・三年前くらいが初めてだったし、 「伊勢藤」には入ったこともない。 居酒屋こそ数をこなすのではなく、細く長い付き合いのなかで、 お互いを分かりあった安心感の中で呑みたい。 そう思ってしまう。
それでもたまには、と好奇心が首をもたげ… 行ってきました、根岸の鍵屋。今更ですが。
舞台(店の造り)も良し、小道具(しつらえや什器)も良し。 ということで楽しく呑める。 文句はないが、これは大人のテーマパークではないかと。 頑張って江戸っぽくしているところなど、ディズニーランドのスタッフ(キャストというのだ) とかぶって見える。
お客さんを連れて来たり、懐古ロマンに浸りたいときにはいいが、 日々の止まり木、という感じはないなぁ、と思ってしまう。
江戸一や十条の「齋藤酒場」には毎日来る常連が何人もいる。 毎晩、外で酒を呑む男が減っているのも、テーマパーク居酒屋がもてはやされる一因なのだろうか?
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