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盲経[日記] |
2009/03/26 |
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骨董屋というのは不思議なもので、 だれでも売りたくないものの一つやふたつ持っているものでして。
当店にしてみるとこれがそのひとつ。 文盲の信者のため、絵でもってお経を唱えられるようになっている盲経(めくらきょう)。
売りたくないもの、は、大体売れないものが多い。 売れ筋ではないが店の個性を体現しているもの。のような気がします。 売れる心配がないから、安心してお客さんに見せて自慢はします。 (おおかた「ハァ…」という気が抜けた返事ばかりでしたが)
ところが、たまにそんなモノが売れてしまう。 商売人ですから嬉しくないわけないのですが、 なんというか、困惑してしまうのですね。
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