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| ARICA公演 KIOSK[日記] |
2020/02/11 |
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演出の藤田さんとも、気付けば長い付き合いです。
長い、と思ってはいないのですが、指折り数えてみると長い。
若い気でいますが、わたくしの年もまた指を折るまでもなく…。
このところのノスタルジー、というか喪失感はハンパなく日々わたくしを責め立て、
例えば人気のNHKのアニメ『映像研には手を出すな！』を見ただけで（この作品は世界ワールドがあっていいですな）
「こんな時が俺にもあったっけなぁ」とホントに涙したり、
子供が小さかった頃の画像を見つけて、呼吸困難で倒れてしまいそうなほど胸がギューとなったり。
その藤田さん率いるARICAの横浜公演に行ってきました。
作品はキオスク。代表作なのに唯一（かな？）見逃していた作品。
12年ぶりの日本公演でした。
いつものとおり濃密な時間を過ごし、幕が閉じれば中華街。
コロナが心配でしたが、予想通りガラガラ。
今回は明治時代創業の同發さん。
さすが老舗の貫禄。
このごろB級系の流行りの店によく行っていましたが、大店はいいですね。
箱がおおきいから並ばずに済む。味がブレない。入口に店主がふんぞり返っていたりして適度な緊張がある。（同發さんはそんなことアリマセン）
いろいろ食べたかったですけれど、なんせ一人ですからね。
…量を食べられなくなったことにもまた涙。
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