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広島 福島町[日記] 2018/08/23

素乃會での広島出張。
あんなに大きな被害にあった広島地方だったので、浮かれた骨董屋がたくさん行く<素乃會>など開催していいのだろうか?
と、大いに悩みもしたのですが…。



行ってみたかった呉は広島からの電車が寸断されたママ。
やむなく「呉の独り昼呑み」をあきらめて、かねてから予備策として大事に温めていた<ホルモン天ぷら>に突撃することとします。

わざわざ路面電車の一日券を買い(6百円、これがすごく便利!)
チョコチョコと乗り降りを繰り返し広島の街を探索しながら、西区の福島町の停車場まで。
結構遠いです。

普通の住宅地に突然、何件かの天ぷらの看板。
この<天ぷら>というのが今回のお目当て。
なんとホルモン・豚の内蔵の天ぷらなのです。
下調べしたかぎりでは、この<天ぷら>はメニュウのひとつ、ということではなく、これ自体がメインで、これをみなさん食べに来るそう。

店を入ると、いろいろな部位の天ぷらがもう揚げられていて山盛りになっています。
その中から好きなものをとってゆくシステムなのですが、流石に初めてでどれがどれだか分からない。
マゴマゴしていたら妙齢のネェさんが助けてくれた。
ハチノス・センマイ・チギモ・ガリ、こんなところを取ってくれて、横にある包丁でぶつ切りに。
かるーくレンジで温めてくれ、いざビールとともに。

美味しいけれど、味わったことのない、まぁ言ってみれば異国の味。
でもおいしい。

<おでん>もモツ煮込みみたいな顔になっています。
串から外せばもはやなんだか分からん。

汁物は<でんがく>と呼ばれていて、
これはそれにうどんを入れたもの。
隣のカップルがやっていたのを真似して注文。
450円だったかな?安い!

調子が出てきて日本酒を頼むと、『千福』の特別純米をコップ酒で。
いつもは違う酒なのだが、いつもの酒の値段でいいよ、ってな感じでなんか得したような心持ち。
もう一件はしごするはずだったのが、ここに腰を据えて呑んでしまった…というお話。
すみません広島。


店を出ると、韓国食材専門店があったりと
すこーし、独特の雰囲気も感じられました。