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秋田向[日記] 2016/09/18

先月に引き続き秋田へ向かいます。
前回は日帰りで、なんか淋しい思いをしたので、
今回はしっかりネオンきらめく『川反』(かわばた)を目指します。

7・8年年前に来た時はめっきりさびれてしまって悲しくなった川反でしたが、
今回、小洒落た若い店も増えていたりして、酒豪県の面目躍如といったところです。

ただ、その日は大きな花火大会で行きたかった店は予約でいっぱい。
九時近くまで空席待ちをしましたが、ついに入れず。残念でした。
そんなわけでいろいろ食べたのですが「本命はこれからッ」と思っていたため写真は撮らず。
比内鶏の丼で勘弁してください。

赤レンガの素晴らしい明治建築物が川反の真ん中にあります。
ライトアップされたそれは秋田銀行の本店だった建物。
今では重文です。(明治45年建築)

飲み屋街に隣接して有る歴史的建造物って、とても好きです。
会津若松の市庁舎(昭和12年)や桐生のノコギリ屋根(大正10年代〜昭和初)。

二・三軒はしごしてフラフラと知らない土地を一人歩く。
突如視界が開け、ライトアップされた異空間があらわれ、そしてそこには誰もいない。
建物に圧倒されつつも酔眼を見開き、しばしその異空間に心をあずけ、遊ばせる。
(いるでしょ、たまに大きなイルミネーションなんかに魂抜かれたようなボーッとしたツラで魅入っている酔っ払い。まさにソレですな。)
至福の時間です。
そうそう、近江の旧大津公会堂(昭和9年)なんかもよかったですね。

P.S.
仕事もしましたよ。(^_^)v