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加賀紀行 弐 [日記] 2016/08/26

翌日はメインの我谷盆のレクチャーとそれに先だっての交換会。
そしてお待ちかね大宴会!

今回は地元・倶利伽羅峠で長年古美術店を営まれている<古楽屋>さんにホストとなっていただき、すばらしい我谷盆のコレクションを披露して貰うのみならず、宴会の手配(古楽屋さんは食堂?も骨董と一緒に営まれていて、手作り野菜中心のそれはとても美味しいのです)、
はては、こつこつご自分で手を入れ直された加賀古民家を会場としてお貸し頂くなど、すべての面でご尽力いただき本当に感謝しております。
この場で改めて御礼申し上げます。


まずはその古楽屋さんでの朝食。雑穀米のカレー。
これはもう説明要りませんね。見ているだけで美味しいです。
なんでもない(と言っていた)豆腐の旨い事。和辛子をつけて食します。
盆は後程登場の森口信一さん作。

収集家として古楽屋さんがその想いを発表してくださり、集められた品々を解説。
その数なんと三十盆以上!
そして、森口信一さんが作り手の立場から、我谷盆の歴史を繙こうと作品と古作とを持参してくださり語ってくれました。

これだけの盆をまとめて拝見できる機会もそうはありません。
この様子は『素乃會報告書3』としてゆるゆるまとめる心算であります。
素乃會についてはこちら

宴会はまぁ見ての如しです。
鯨飲馬食。
気心知れた仲間内での呑み会は本当に楽しいものですね。
地の野菜を中心にした煮物・和え物。なんでもない豆や唐茄子の味の深い事!
圧巻は、ちょっと画像暗いですが猪肉のフライ。
期待を裏切らず、最初は堅いのですが噛みしめてゆくうちに次から次へと頬張りたくなります。
「口いっぱい頬張りたいッ!」なんて欲求は久しぶりなのではないでしょうかね。

わたくしを含め何人かはそこで撃沈。
朝まで会場で雑魚寝でした(笑) 
えっ?! そこは笑うところではない???