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津島大社[日記] 2014/07/30

行きたいなぁ、という長年の夢がいつしか、行かなくっちゃ!と懸案事項のようになってしまっていた、尾張津島大社の天王祭。
今年七月の二十六日、宵祭にようやく、その幻想的な神事を拝ませていただきました。

津島牛頭天王社として、祇園社とおなじ牛頭天王を祀り、流行り病を鎮める御霊会としての夏祭り。
夕闇迫るころから船に一つ一つ蝋燭で火を入れた(電気ではないのです)提灯を飾りはじめ、夜の九時頃になると、その提灯は400個余りになり、まるで巨大な菊花のよう。
そんな提灯をまとった船、<巻藁舟>が四艘も、お稚児さんを乗せ、津島笛を奏でながら(どうも船ごとに、調べも違っていたかんじ)ゆうゆうと天王川を漕ぎ渡ってゆくのですから見ごたえあります。

川祭りである所為か、海洋信仰的でもある津島社。
あまりごったがえしていないのもいいところ。

なんでも世界遺産に申請したとか。
猫も杓子も世界遺産、世界遺産。
バカもいい加減にしろ、と怒鳴ってやりたい。