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金沢文庫 東大寺展[日記] |
2013/12/01 |
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今日が最終日の<東大寺>展に行ってきました。 横浜の先の金沢文庫まで。 やはり遠かった。
北条氏の一分家にすぎなった金沢(かなさわ)北条家。 文庫は金沢(北条)実時が建てたものでした。 鎌倉末期、連署についた孫の貞顕が精力的に文物を収集し今の基礎ができたといいます。 北条氏滅亡の後は菩提寺の称名寺が引き継いだそうです。 その称名寺、浄土式の庭園がよくこの鎌倉風な地形と合っていて、紅葉もなかなかのものでした。
ひとりでは寂しかったので小学生の下の息子を誘いました。 まったく興味がなかったようですが「横浜でおいしい中華でも食べない?」 と誘ったところ中華街でのゴージャスな晩餐を期待したか二つ返事でホイホイと。
しかし、私のお目当ては決まっていたのです。 まづお昼は阪東橋の<酔来軒>。 もちろん横浜はアウェイですから、恐らく市営地下鉄に乗ったのも初めて?でしょうか。 阪東橋駅を降り、長く続く地元の商店街(これがすばらしい!)とぬけると、こじんまりとした昔ながらの中華料理店があります。 昔ながらといっても今の東京ではほとんど見なくなった支那料理の香り漂う店。 名物、酔来丼と五目ワンタン。このワンタンの上に乗っているふちが赤いチャーシュウがまた美味。 お土産にもできるので迷わず一本購入。
金沢文庫を見て、ぶらぶら散策などしているといつの間にか夕餉時。 お昼はあまりのおいしさに中華街のことなど忘れていた息子でしたが、 なにやら上海蟹のことなど話し始めてきます。
しかし、夜の店も決まっていたのですな。 日の出橋をおり、大岡川の手前、また小さい店ですねぇ。 でも中は満員、熱気むんむん、<第一亭>です。 まずは豚の胃袋チート。生姜と餡でからめた絶品です。その他もいろいろ。 何を頼んでも旨い。 元はまかないだったという名物“パターン”を最後に食べれば、もう満足です。
そのまま伊勢佐木町をのんびり歩き、ネオン煌めく中華街に入るとも息子の口からは「騙された、」というような恨み言はなし。 かえって上海蟹キャンペーンのちらしを見ながら、「僕たちのほうがずっとおいしかったよね」 …まちがいなく呑んべに育ってくれるでしょう。 かえりは未来世紀ブラジル(古ッ!)のようなチューブ状の地下鉄で帰ってきました。 (B級グルメにつき合わしてゴメンね)
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