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六田知弘写真展「石の時」[日記] |
2013/03/02 |
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写真家の六田知弘さんより案内をいただき、「石の時」というタイトルがついた個展に出かけてきました。 「宇宙との対話、祈りのトポス」との副題もついています。 インパクトあるチラシの環状列石はスコットランド・ルイス島カラニッシュのストーンサークル。
深く垂れこめた雲。三年前のイングランド行脚 を思い出します。 その時は流石にルイス島までは行けませんでしたが、 南部にあるエイヴベリーなど私が訪れた遺跡の写真もあり、 しばし思い出に耽りました。
写真、という表現方法については、正直なところ、未だよく分からないところが多いです。 量産もできるが、現像具合によって一枚一枚違ってくる、という処など木版画に近いのかな? とも思いますが、全く違うのかもしれない。 凄いなぁ、と感じる写真はありますが、もう一歩そこから内に踏み込んで行けない。 そんな感じなのです。
六田さんの写真はどれも凄い、と感じます。 部屋に飾りたいな、とも思う。 もう一歩私が踏み込めれば、もっと作品がよく分かるのに…。と、 もどかしく、というよりは忸怩たる思いで、数々の<祈りのトポス>を眺めてきました。 いい展覧会です。是非。
天下の繭山龍泉堂さんにて。 三月九日まで。
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