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| 王子の忘年会[日記] |
2012/12/26 |
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今年最後の居酒屋研究会は王子の＜山田屋＞です。
となりの赤羽はモロ城北の下町でドロドロのディープさを引きずっているのに対し、
ここ王子は道幅も広く、清潔でどことなく横浜あたりの感があります。
同調者少なくも、王子を城北のヨコハマと呼んでゆきたいと思った次第です。
めざす山田屋は装束稲荷のすぐそば。
大晦日には街を揚げての名高い「狐の行列」がこの神社から始まります。
黄色い提灯に＜狐火＞の文字も。
山田屋さんは朝からやっている正統派居酒屋。
高い天井、縄のれん、と名居酒屋の条件も整っています。
何を頼んでも安くて旨い。
唯一の難は、私の母親よりもずっと年長と思しき店のお母さんが、
コマ鼠のように働かれていること。
その姿を見ながら呑むのはつらい。
江戸一のおカミさんみたく、どっかと腰を下していてくれないかな。
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